2025年1月17日、広島東洋カープで12年間プレーした田中広輔内野手(36)が、現役引退を表明しました。
「悔いはない」「後悔もない」
その言葉とともに、広島一筋で駆け抜けたプロ野球人生に静かに区切りをつけました。
広島一筋で歩んだ12年間
田中広輔選手は、東海大相模高校、東海大学、JR東日本を経て、2013年ドラフト3位で広島に入団。
ルーキーイヤーから遊撃のレギュラーに定着し、走攻守三拍子そろったプレースタイルでチームを支え続けてきました。
会見では、
「NPB以外でプレーすることは考えていなかった」
と語り、最後まで“カープの選手”としての誇りを大切にしていたことが伝わってきます。
「タナキクマル」が象徴したカープ黄金時代
田中広輔選手といえば、やはり――
タナキクマル
田中広輔(遊撃)
菊池涼介(二塁)
丸佳浩(中堅)
この3人が築いたセンターラインは、
2016年から2018年のリーグ3連覇を語るうえで欠かせない存在です。
田中が出塁し、菊池がつなぎ、丸が返す。
あの流れるような攻撃は、今でも多くのファンの記憶に残っています。
通算成績と記録以上の存在感
田中広輔選手の通算成績は以下の通りです。
- 出場試合数:1203試合
- 打率:.256
- 安打:965本
- 本塁打:69本
- 打点:348
- 盗塁:131
2017年には盗塁王、ベストナインを受賞。
2018年にはゴールデングラブ賞にも輝きました。
1000本安打には届かなかったものの、
**数字以上に「試合の流れを変える選手」**だったと言えるでしょう。
最終戦、マツダスタジアムでの別れ
2025年10月4日、マツダスタジアムで行われた今季最終戦。
田中選手は「1番・遊撃」で先発出場し、
9回途中で交代する際には、スタンドに手を振りながら場内を一周しました。
試合後のセレモニーでは、
「来年はもっともっとスタジアムを満員にする野球をやってください」
と後輩たちへエール。
最後までチームを思う姿が、強く印象に残るシーンとなりました。
広島在住カープファンとして感じたこと
私自身、広島在住のカープファンとして、このニュースはとても胸に残るものでした。
三連覇の時代、マツダスタジアムが赤一色に染まり、
「今日は勝てそうだ」と自然に思えた試合の多くで、
そこには必ず田中広輔選手の姿がありました。
1番ショート田中。
全力疾走、泥だらけのユニホーム、気迫のこもったプレー。
あの頃のカープの熱気と一緒に、田中選手の姿が今でもはっきり思い浮かびます。
今後に期待――また“カープの田中”として
引退後の進路は未定としながらも、
「一野球人としてこれから進んでいきたい」
と語った田中選手。
いつか指導者やコーチとして、
再びカープに関わってくれる日を期待するファンも多いのではないでしょうか。
優勝を知る選手の経験は、これからのカープにとって大きな財産になるはずです。
まとめ|田中広輔は、間違いなくカープの歴史に刻まれる存在
派手さよりも、ひたむきさ。
スター性よりも、チームへの献身。
田中広輔選手は、まさにカープらしさを体現した選手でした。
12年間、本当にお疲れさまでした。
そして、たくさんの感動をありがとうございました。
出典元:スポニチアネックス(2025年1月17日配信)
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