神戸大学は2025年12月4日、トノサマガエルがスズメバチに刺されながらも捕食できるという衝撃的な研究結果を発表しました。スズメバチの毒は哺乳類にとって致命的なケースも多く、特にオオスズメバチは強烈な毒性で知られています。
しかし、今回の実験では、トノサマガエルは複数回刺されても弱ることなく、むしろ約8割がスズメバチを捕食することに成功しました。本記事では、この驚きのメカニズムと研究の意義を、ブログ初心者にも分かりやすく解説します。
■ トノサマガエルはなぜスズメバチを捕食できるのか?
スズメバチのメス(働き蜂・女王蜂)は毒針を持ち、刺されると強烈な痛み、溶血、組織破壊、心機能障害などを引き起こします。オオスズメバチの場合、小型哺乳類なら1回刺されるだけで死亡するほどの毒性です。
しかし研究チームの観察では、トノサマガエルは以下のような行動を見せました:
- スズメバチに顔・のど・口内を刺されてもひるまず攻撃
- 刺されながらもスズメバチを丸飲みにする
- 実験後、弱ったり死亡した個体はゼロ
カエルが毒針を避けているわけではなく、明確に毒・痛みに強い耐性を持っていることが示唆されています。
■ 実験方法:45匹のトノサマガエル × 3種のスズメバチ
研究チームは以下の組み合わせで実験を行いました:
- トノサマガエル:45個体
- スズメバチ(15個体×3種)
- キイロスズメバチ
- コガタスズメバチ
- オオスズメバチ
1匹のカエルに対し1匹のスズメバチを与えたところ、約8割が捕食に成功。刺されても弱らないことが確認されました。
■ トノサマガエルは“痛み”を感じない? 仕組みはまだ不明
現在不明ながら、以下のような可能性が考えられています:
- スズメバチ毒の成分(アミン類・プロテアーゼ)に耐性がある
- 毒針が刺さっても体内に毒が回らない特殊構造がある
- 神経系が痛み刺激を抑制する仕組みを持つ
毒と痛みに対して「生物学的に強い耐久性」を持つ可能性が高く、このメカニズムが解明されればスズメバチ被害の軽減や医療研究にも応用できる可能性が期待されています。
■ SNS・コメントでも驚きの声が続出
記事公開後、コメント欄では以下のような反応が多数寄せられています:
- 「根性じゃないだろうけど、刺されても平気なのすごすぎる」
- 「解明されたらノーベル賞級の発見では?」
- 「トノサマガエルの胃袋は毒に強いのかも」
スズメバチに対してここまで強い動物は珍しく、研究者だけでなく一般ユーザーからも注目を集めています。
■ 今後の研究で何が分かるのか?
今回の成果は米国生態学会の学術誌「Ecosphere」で発表されました。今後の研究によって:
- 毒性を無効化するタンパク質の発見
- 痛覚抑制メカニズムの解明
- スズメバチ毒に対する新たな治療法
といった成果につながる可能性があります。
「刺されても動じないカエル」が、人間の医療に貢献する未来が来るかもしれません。
■ まとめ:トノサマガエルは“スズメバチに刺されても食べる”驚異の生物だった
- トノサマガエルはスズメバチに刺されても弱らず捕食できる
- 毒や痛みに対し高い耐性を持つ可能性
- メカニズムが分かれば医療や毒研究に応用の可能性
今後の研究発展にも期待が高まっています。
■ よくある質問(FAQ)
Q1. トノサマガエルはすべての毒に強いの?
研究はスズメバチの毒に限られており、他の毒への耐性はまだ不明です。
Q2. 野生でもスズメバチを食べる?
実際に捕食する例が確認されており、自然下でも起こりうる行動と考えられています。
Q3. 人間の治療に応用される可能性は?
毒の無効化メカニズム次第では、アレルギー・痛み抑制の研究に役立つ可能性があります。
引用元:ITmedia NEWS(2025年12月4日掲載)


