2025年9月27日、大阪・関西万博の一般来場者数が速報値で2200万人を突破しました。日本国際博覧会協会(万博協会)は「2200万人で黒字化できる」としており、閉幕を待たずに採算ラインをクリア。まさに記録的な盛り上がりを見せています。
大阪・関西万博が黒字化を達成できた理由
今回の黒字化にはいくつかの要因があります。
- 入場券販売の好調:累計販売数が損益分岐点を超えており、来場者数も連日20万人超を記録。
- 公式キャラクター「ミャクミャク」グッズの大ヒット:ぬいぐるみや文房具など約6800種類が販売され、閉幕後も販売継続予定。
- グッズロイヤルティ収入:約370社が製作・販売に参入し、協会に収益を還元。
運営費1160億円のうち、8割以上を入場券収入、残りをグッズ収益や協賛金で賄っており、収支は安定しています。
万博の混雑状況とチケット問題
9月中旬以降は毎日20万人以上が来場。人気の高まりとともに、チケット交換や入場制限を巡る混乱も起きています。未使用券を当日券に交換する取り組みが始まりましたが、午前6時前に上限に達するなど、混雑回避は依然として課題です。
私自身はまだ大阪・関西万博には行けていません。ただニュースやSNSで盛り上がりを見ると「一度は体験してみたい」と思います。しかし、チケットの入手や混雑状況を考えると、しっかり計画を立てて訪れる必要があると感じます。
注目の展示・グルメ体験
話題のスーパーフード「フォニオ」
会場では、西アフリカ原産の雑穀フォニオが注目を集めています。鉄分やカルシウムが豊富で、糖質の吸収が穏やかなため健康志向の人に人気。さらにアフリカの生産者支援にもつながるため、万博ならではの「食と国際協力」の好例と言えるでしょう。
ミャクミャクグッズの人気
会場内外のオフィシャルストアやオンラインショップでは「ミャクミャク」グッズが売れ行き好調。閉幕後も販売が継続される予定で、コレクション目的で買い足す人も増えそうです。
来場者の声と今後の課題
ネット上では次のような意見が目立ちます。
- 「混雑や予約の難しさはあるが、文化交流や最新技術を体験できるのは貴重」
- 「黒字化は重要だが、来場者に夢や知識を提供することこそ万博の価値」
数字の成功だけでなく、訪れた人がどれだけ新しい学びや感動を得られるかも、万博の評価を左右するポイントだと思います。
まとめ
大阪・関西万博は来場者2200万人を突破し黒字化を達成しました。混雑やチケット対応には改善の余地がある一方、最新技術展示・世界の食文化体験・人気キャラクターグッズなど多くの魅力を持つイベントです。
閉幕まで残りわずかですが、行ける方はぜひこの機会を逃さず足を運んでみてください。私自身も万博には強い関心があり「ぜひ行ってみたい」と思っています。ただ、閉幕までの日程や混雑状況を考えると、実際には行けないかもしれません。それでもニュースやSNSで見ているだけでもワクワクさせられるイベントだと感じています。
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