福岡・北九州発祥の人気うどんチェーン「資さんうどん」が、いま全国的に注目を集めています。1976年に北九州市で創業し、現在は全国84店舗(2024年9月時点)を展開。特徴は、うどんだけでなく、丼もの・カレー・ぼた餅まで含め100品を超える豊富なメニュー。客単価は800~900円ほどで、地元北九州では「日常のインフラ」として親しまれてきました。
関東でなぜ行列ができるのか?
2024年12月、千葉県八千代市に関東1号店をオープンした際には、数時間待ちの行列ができるほどの人気ぶり。翌月の平均日商は200万円を超え、1日2000人以上が来店しました。その後オープンした東京・両国店でも長蛇の列ができ、SNSや口コミを中心に話題が広がっています。
その背景について、資さんうどんの崎田晴義会長はこう語っています。
「新しいお店は普通、認知度を上げるのに時間がかかるものです。しかし資さんうどんの場合、既に北九州で食べていた人が全国に多くいます。『子どものころに食べていた』『転勤時代に通っていた』という方が、関東出店を聞いて友人や同僚を誘い、口コミで一気に広まったのです」
実際、関東店舗では「懐かしい味を友だちに紹介したくて来た」という声が多く聞かれたとのこと。資さんうどんは、地元の味を知る人のネットワークを通じて、自然に新規顧客へ広がっていったといえます。
資さんうどんの魅力
- 名物・肉ごぼ天うどん … 香ばしいごぼう天と甘辛い肉が絶品
- ぼた餅 … 春秋のお彼岸シーズンには1週間で27万個売れる人気商品
- 100品以上のメニュー … うどん・丼・カレー・定食まで豊富
- 手頃な価格帯 … 客単価800〜900円、家族で行っても安心
- 24時間営業 … いつでも「日常食」として利用可能(一部店舗を除く)
広島市に初出店!八木店オープン予定
そしていよいよ2025年11月初旬、広島市安佐南区八木に「資さんうどん 八木店」がオープン予定です。県道沿いで駐車場も完備され、車でもアクセスしやすい立地。学生やファミリー層、会社帰りのサラリーマンなど幅広い世代にとって、身近で便利な外食の選択肢になるでしょう。
私もオープンがとても楽しみです。
まとめ
北九州のソウルフードとして愛されてきた「資さんうどん」が、いまや関東で行列を生むブランドへと成長し、さらに広島にも進出します。ポイントは、単なる外食チェーンではなく、“日常の資さん”として生活に根付いていること。
口コミ・リピーターの力によって、今後も全国で存在感を増していくことは間違いありません。
「広島八木店のオープンレポート」も追ってご紹介しますのでお楽しみに!